囲碁・将棋・麻雀を本気で始めた人が、挫折せず趣味で続けられる確率
囲碁・将棋・麻雀を、それぞれ100人が「ぜひ続けたい」と本気で思って始めたとします。なんとなく始めた人ではなく、最初からやる気のある100人です。そのうち、挫折せず趣味として続けられるのは何人でしょうか。
このように疑問に思い、人工知能のclaude(opus4.8)に質問し聞いてみました。よければ参考にしてください。
本気で始めても、続けられる人数はこれだけ違う
結論から書きます。本気で始めた100人のうち、続けられる人数の推測はこうです。
麻雀:約85人
将棋:約45人
囲碁:約10人
人工知能の判断では、同じ「本気で始めた100人」だとしても、ここまで差が出ると判断するみたいです。鍵になるのは、いったい何なのか?
麻雀が続く理由 ― 早く勝てて、折れる壁がない
麻雀は運の要素が大きいので、初心者でも時々勝ててしまいます。「勝てた、楽しい」という体験が早い段階で手に入ります。点数計算という関門はありますが、やる気のある人なら越えられますし、今はアプリが自動で計算してくれます。決定的に心が折れる壁がないのです。
続けられないとすれば、引っ越しや健康など、ゲームの面白さとは関係ない人生の事情くらいでしょう。だから85人と高くなります。
将棋が続く理由 ― ゴールが明確で、積み上げられる
将棋はゴールが明確です。相手の王を詰ませれば勝ち。一手ごとに「攻めた」「守った」という手応えが残り、自分が今やっていることの意味がわかります。ゴールに向かって一歩ずつ積み上げている実感があるので、本気の人はそうそう折れません。
ただし将棋には、麻雀にはない辛さもあります。負けが100パーセント自分の責任になることです。運のせいにできないぶん、負け続けて嫌になる人はゼロではありません。だから45人と見ます。
囲碁が続かない理由 ― ゴールが見えないという苦痛
囲碁が続かない最大の理由は、「ゴールが見えないこと」です。
囲碁は陣地を多く取ったほうが勝ちですが、この「陣地」という概念が初心者には抽象的で、対局の途中で自分が勝っているのか負けているのかすらわかりません。何日打っても、何か月打っても、自分が強くなったのか、今の一手が良かったのか悪かったのか、判然としないのです。
これは「難しい」のとは違う種類の苦痛です。難しいだけなら、越えれば達成感があります。ですが囲碁の壁は「進んでいるかどうかが分からない」という壁です。手応えのないまま手探りを続けるのは、難しさ以上に心を削ります。
将棋を続けられる人でも、囲碁には挫折する
囲碁の挫折は「頭が悪いから」でも「努力が足りないから」でもありません。フィードバックが得られない構造のせいです。
実際、将棋を何年も続けられる人でさえ、囲碁には挫折します。将棋を指せる人の多くが「囲碁は何をやっているのかわからない」と言い、逆に囲碁を打てる人の多くは将棋も指せます。これは囲碁の壁が、将棋とは比較にならないほど高いことの裏返しです。
囲碁を続けられる10人は、どんな人か
では、囲碁を続けられる10人はどういう人でしょうか。才能のある人ではありません。「最初は手応えがなくて当たり前」と知っていて、その時期を耐えられた人です。
誰かに教われる環境があった人、9路盤という小さな盤から手応えを少しずつ拾えた人、勝ち負けがわからない時期そのものを面白がれた人。続く人と辞める人を分けるのは、頭の良さではなく、最初の暗いトンネルを抜けられるかどうかなのです。
あとがき
囲碁の「100人中10人」という数字は、決して囲碁の魅力が劣るという意味ではありません。むしろ、手応えが見えにくい時期を抜けた先に、他のゲームにはない深さが待っています。
もしあなたが今、囲碁を始めて「何をやっているのかわからない」と感じているなら、それはあなたのせいではなく、囲碁という競技がもともとそういう構造だからです。9路盤から始める、教われる人を見つける、勝ち負けがわからない時期を「そういうもの」と受け入れる。それだけで、10人の側に回れる可能性はぐっと上がります。
数字に怯む必要はありません。壁の正体さえ知っていれば、越え方も見えてくるはずです。