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プロ棋士のモコモコが囲碁の日程を確認している

【生中継動画】囲碁タイトル戦 年間スケジュール|七大タイトルから国際棋戦まで全30棋戦

この記事では、囲碁の「タイトル戦」の年間スケジュールをまとめてご紹介します。「今どんな対局があるの?」「次の大きな勝負はいつ?」が、この記事を見ればひと目で分かるようにまとめました。

囲碁のタイトル戦は、1年を通して日本国内・世界各地でたくさん開催されています。名前は聞いたことがあるけれど、いつ行われているのか分からない…という方も多いはず。小中学生のみなさんでも分かるように、やさしい言葉で紹介していきますので、気軽に読んでみてくださいね。

そしてこの記事の大きな特長として、 年間予定表の中で背景色がついている棋戦名をクリックすると、YouTubeの生中継や棋譜紹介動画が表示される ようになっています。気になる対局があれば、タップ・クリックで気軽に動画をチェックしてみてください!

直近1〜2週間のタイトル戦スケジュール

囲碁棋戦 対局予定・結果

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ここには、今まさに行われている対局や、これから始まる対局の情報が自動で表示されます。日付が変わると中身も自動で更新されるので、いつ見ても「最新の情報」が分かるようになっています。

囲碁タイトル戦・主要棋戦の年間予定表

まずは1年間の大きな流れを、表にまとめて見てみましょう。黒丸(●)がついている月が、そのタイトル戦の「挑戦手合(ちょうせんてあい)」や決勝戦など、一番盛り上がる勝負が行われる月です。

囲碁タイトル戦・主要棋戦 年間予定表(挑戦手合・決勝・最終ラウンドの主な月)
棋戦 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
七大タイトル
棋聖戦
名人戦
王座戦
天元戦
本因坊戦
碁聖戦
十段戦
一般タイトル・主要棋戦
王冠戦
阿含・桐山杯
竜星戦
NHK杯
新人王戦
若鯉戦
SGW杯中庸戦
女流タイトル
女流本因坊戦
女流名人戦(休止)
女流立葵杯(終了)
女流棋聖戦
扇興杯女流最強戦
主要国際棋戦(世界戦)
LG杯 朝鮮日報棋王戦
農心辛ラーメン杯 世界囲碁最強戦
新韓銀行世界棋仙戦
南洋杯世界囲碁マスターズ
SENKO CUP ワールド碁女流最強戦
グロービス杯世界囲碁U-22
春蘭杯世界囲碁選手権
応氏杯世界選手権(隔年寄り)
衢州爛柯杯ワールド囲碁オープン
三星火災杯世界囲碁マスターズ
呉清源杯世界女子囲碁オープン戦

※ ● は「挑戦手合・決勝・最終ラウンドの主な月」です。

※ 国内棋戦は日本棋院の年間スケジュール概要と直近実施月ベース、国際棋戦は直近の公式実施月ベースで整理しています。

※ 国際棋戦は年によって開催有無・進行月が変わるため、固定スケジュール表というより「目安表」としてお使いください。

※ 応氏杯は開催周期のぶれが比較的大きいため注記付きにしています。

七大タイトル戦

日本の囲碁界でもっとも有名で、もっとも権威のある7つのタイトル戦です。プロ棋士なら誰もが一度は手にしたいと願う、特別な舞台です。

棋聖戦(きせいせん)

七大タイトル戦の中でも最高峰とされ、優勝賞金も最も大きいタイトル戦です。主催は読売新聞社で、1月〜3月にかけて挑戦手合七番勝負が行われます。年の始まりを飾る、囲碁ファン注目の大勝負です。

名人戦(めいじんせん)

朝日新聞社が主催する、伝統ある七番勝負のタイトル戦です。江戸時代の「名人」という称号の流れをくむ、歴史の重みを感じるタイトルです。挑戦手合は夏の終わりから秋にかけて行われます。

王座戦(おうざせん)

日本経済新聞社が主催するタイトル戦で、挑戦手合は五番勝負です。秋の10月ごろから12月にかけて行われ、紅葉の季節を彩る勝負として知られています。七大タイトルの中では比較的歴史が新しい棋戦です。

天元戦(てんげんせん)

「天元」とは碁盤のちょうど真ん中の点のこと。新聞三社連合(北海道新聞・中日新聞・西日本新聞)が主催する五番勝負のタイトル戦で、王座戦と同じく秋〜冬にかけて開催されます。

本因坊戦(ほんいんぼうせん)

「本因坊」は江戸時代から続く由緒あるタイトル名で、囲碁史上もっとも長い伝統を誇ります。毎日新聞社の主催で、挑戦手合七番勝負は5月〜7月に行われます。(※最新の情報では番勝負の形式が変更されている場合があります)

碁聖戦(ごせいせん)

新聞囲碁連盟が主催する五番勝負のタイトル戦です。挑戦手合は6月〜8月にかけて行われ、夏の代表的な囲碁タイトル戦として親しまれています。

十段戦(じゅうだんせん)

産経新聞社が主催する五番勝負のタイトル戦です。挑戦手合は3月〜4月に行われ、春の訪れとともに繰り広げられる勝負として知られています。

一般タイトル・主要棋戦

七大タイトル以外にも、日本には魅力的な棋戦がたくさんあります。テレビで放送される対局や、若手棋士の登竜門となる大会など、バラエティに富んでいます。

王冠戦(おうかんせん)

中部地方の棋士を対象とした、中日新聞社主催の棋戦です。決勝戦は年末の12月に行われ、地域の伝統あるタイトルとして長く続いています。

阿含・桐山杯(あごん・きりやまはい)

阿含宗と桐山靖雄氏が創設した全日本早碁オープン戦です。決勝は10月ごろに行われ、日本代表と中国代表による日中決戦も行われることで知られています。

竜星戦(りゅうせいせん)

囲碁・将棋チャンネルが主催する棋戦で、決勝は12月に開催されます。テレビ放送される早碁戦として、気軽に観戦しやすいタイトル戦です。

NHK杯

NHK(日本放送協会)が主催する、テレビ放送される伝統ある棋戦です。決勝戦は3月に行われ、日曜日のお昼にテレビで観戦できることでも親しまれています。

新人王戦(しんじんおうせん)

若手棋士の登竜門として知られる棋戦で、赤旗新聞(しんぶん赤旗)が主催しています。決勝は9月ごろに行われ、未来のスター棋士を見つける楽しみのある大会です。

若鯉戦(わかごいせん)

日本棋院関西総本部が主催する、若手棋士限定の早碁棋戦です。決勝は11月に行われ、これから活躍する若手の力試しの場となっています。

SGW杯中庸戦(エスジーダブリューはいちゅうようせん)

中堅棋士を対象とした比較的新しい棋戦で、決勝は11月ごろに行われます。ベテラン棋士の実力が試される、見応えのある大会です。

女流タイトル戦

女性棋士(女流棋士)を対象としたタイトル戦です。近年は男女混合棋戦でも活躍する女性棋士が増えており、女流棋戦もますます注目を集めています。

女流本因坊戦(じょりゅうほんいんぼうせん)

共同通信社が主催する、女流三大タイトルのひとつです。挑戦手合五番勝負は9月〜11月にかけて行われ、秋を代表する女流棋戦となっています。

女流名人戦(じょりゅうめいじんせん)※休止中

産経新聞社が主催していた女流タイトル戦で、挑戦手合は春の4月ごろに行われていました。現在は休止中ですが、歴史ある女流棋戦のひとつとして知られています。

女流立葵杯(じょりゅうたちあおいはい)※終了

マイナビ女子オープンに代わって創設された女流棋戦でしたが、現在は終了しています。決勝は6月ごろに行われ、新しい時代の女流棋戦として注目されました。

女流棋聖戦(じょりゅうきせいせん)

NTTドコモが主催する女流タイトル戦で、挑戦手合三番勝負は1月ごろに行われます。新年を飾る女流棋戦として、毎年注目を集めています。

扇興杯女流最強戦(せんこうはいじょりゅうさいきょうせん)

扇興証券が協賛する女流棋戦で、トーナメント形式で行われます。決勝は7月ごろに開催され、女流棋士の中で最強を決める熱戦が繰り広げられます。

主要国際棋戦(世界戦)

囲碁は日本・中国・韓国を中心に、世界各地で楽しまれています。日本人棋士も参加する国際棋戦をご紹介します。世界の強豪との対局は、見ているだけでもドキドキします。

LG杯 朝鮮日報棋王戦

韓国の朝鮮日報社とLGグループが主催する国際棋戦です。決勝は翌年の1月〜2月に行われ、世界最高峰の国際棋戦のひとつとされています。

農心辛ラーメン杯 世界囲碁最強戦

韓国の食品メーカー「農心」が主催する国・地域対抗戦です。日本・中国・韓国の代表が勝ち抜き戦で戦い、最終戦は2月ごろに行われます。

新韓銀行世界棋仙戦

韓国の新韓銀行が主催する国際棋戦で、決勝は2月ごろに行われます。近年注目されている世界戦のひとつです。

南洋杯世界囲碁マスターズ

中国を中心に開催される国際棋戦で、決勝は2月〜3月ごろに行われます。世界のトップ棋士が集う、見応えのある大会です。

SENKO CUP ワールド碁女流最強戦

日本の扇興証券が主催する女流の国際棋戦です。決勝は3月ごろに行われ、日中韓の女流トップ棋士が世界一をかけて戦います。

グロービス杯世界囲碁U-22

日本のグロービスが主催する、22歳以下の若手を対象とした国際棋戦です。決勝は6月ごろに行われ、未来の世界チャンピオンを目指す若手棋士たちの登竜門となっています。

春蘭杯世界囲碁選手権

中国の春蘭グループが主催する国際棋戦で、隔年(2年に1回)開催される伝統ある大会です。決勝は6月ごろに行われます。

応氏杯世界選手権

台湾の実業家・応昌期氏にちなんで創設された、4年に1回開催される「囲碁のオリンピック」とも呼ばれる大会です。決勝は8月〜9月ごろに行われ、優勝賞金も国際棋戦トップクラスです。

衢州爛柯杯ワールド囲碁オープン

中国・衢州市で開催される国際棋戦で、決勝は10月ごろに行われます。「爛柯(らんか)」とは、囲碁にまつわる有名な中国の故事に由来しています。

三星火災杯世界囲碁マスターズ

韓国のサムスングループが主催する国際棋戦で、決勝は11月ごろに行われます。LG杯と並ぶ、韓国を代表する世界戦として知られています。

呉清源杯世界女子囲碁オープン戦

昭和の大棋士・呉清源(ご せいげん)の名を冠した女流国際棋戦です。決勝は11月〜12月に行われ、世界の女流トップ棋士たちが集う大会です。

あとがき

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。囲碁のタイトル戦は、1年を通してほんとうにたくさん行われていることが分かっていただけたかと思います。

タイトル戦は、トッププロ棋士同士が長い時間をかけて真剣勝負を繰り広げる、囲碁の魅力がぎゅっと詰まった舞台です。気になるタイトル戦が見つかったら、ぜひ日本棋院の公式サイトや新聞、テレビ番組などで対局の様子をチェックしてみてくださいね。

また、この記事の上の方にある「直近1〜2週間のスケジュール」は自動で更新されるので、ブックマークしておけばいつでも最新の対局情報をチェックできますよ。これから囲碁観戦を始めてみたい方も、ずっと囲碁が好きな方も、一緒にタイトル戦を楽しんでいきましょう!